金額：年額およそ78万円
年齢：30代　女性
仕事：就労移行支援事業所
制度：国民年金

相談時の状況
初診日が約20年ほど前。記憶もあいまいで病院が分からない状態でした。覚えている病院で一番古い病院を聴き取りして、そこから初診に遡っていく方法を取ることにしました。病院も複数転院しており、病歴の経緯をまとめるのが難しい案件と感じました。

当事務所の見解
聴き取りをした一番古い病院からさらに2つほど病院が遡りました。カルテが残っておらず受診状況等証明書が取得できませんでした。請求者は当時大学生だったので、大学での記録を調べたところ、保健室での精神カウンセラーの記録が残っていました。その記録から当時の病院の通院記録が記載されており、それに基づいて初診日を申し立てました。

結果
申し立てた初診日が認定され、無事障害基礎年金2級が決定されました。大学も中国地方あり、場所的にも困難を極めましたが、無事決定され、大変喜んでいただけました。